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派遣社員と起業奮闘記〜給料ひとり10万円〜

執筆日: 2005/4/12

保険会社にいた頃は、あまりに普段の仕事が苦痛だったため、休日は家で何もせず過ごすことが多かったように記憶しています。

というよりも、

「月曜日が来る恐怖におびえていると、休日はあっという間に過ぎてしまう。」

こんな状態に近かったです。正直。


でも社会人3年目の春は違いました。派遣社員という立場での仕事は、やりがいはなかったですが、その分ストレスは皆無でした。

そのため、土曜日も日曜日も心はアブレッシヴ♪

そんな休日を迎えるようになった始めの頃は、友人とお花見に行ったり、学生時代所属した運動部を応援しに、海に行ったり・・・。

■ヨット部の応援1
ヨット部の応援

■ヨット部の応援2
ヨット部の応援2

前職では出来なかった、充実したオフを過ごすことができました。


でも、そんな日々を過ごせば過ごすほど、沸いてくる自分への疑念。

 ● 「俺、ただ辛かったから辞めた負け犬じゃないの・・・?」
 ● 「独立なんてやっぱり出来なかったんじゃないの・・・?」
 ● 「派遣社員で終わるんじゃないの・・・?」


「良くそんな良い会社辞めて派遣社員やろうと思ったね!」
そう周りから言われ、そして派遣先の会社からも言われ、ハッと目が覚めました。


そんなとき、僕は導かれるようにして、長谷川桂介という男が自分の起業の物語を綴った「起業奮闘記」を読むことになります。


それは確か、派遣先でさぼりながらネットサーフィンをしている時だったと思います。(反省しています、ごめんなさい)


「ついこの間、¥塾の(2003年)7月の給料を近藤と二人で決めた。ひとり10万。生活するのにぎりぎりの額だ。」


最初にあったこんな文章に興味を引かれて、業務中にもかかわらず、最後まで熱中して読んだことを覚えています。

目の前の霧が晴れたというのは、このことを言うのだと思う。

正直に言います。今思えば、僕は日本生命をやめてからも、やっぱり迷っていた。一般的な企業を見て、その働きやすさ、居心地の良さに魅力を感じたのもあったと思う。

「このまま派遣で2年ほど働いて、そのまま正社員に昇格させてもらおう。」

自分に対する自信のなさや恐怖から、こう思うことも1度や2度ではなかった。


「バカだった。」

長谷川の文章を読み終わった瞬間、心のそこからそう思った。


まだ、正社員への気持ちがゼロにはならなかったが、「とにかく時間はある。行動だけはしてみよう。」ちっぽけな僕でも、そんなことぐらいは決意出来た。

その位、「起業奮闘記」は、インパクトがあった。


そして気がつくと、週末に都下で開催される異業種交流会に申し込みを行なっていた。

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